夜尿症の日常生活でのポイントをまとめてみました。

うなて医院で配布中の説明用紙はコチラ ⇒ 夜尿症 日常生活でのポイント

うなて医院で配布中の説明用紙はコチラ ⇒ 夜尿症 排尿日誌

例えば、コーヒーや緑茶だけでなく、ソフトドリンクにもカフェインが含まれているので、できるだけ避けた方がよいかもしれません。皆様の参考になれば幸いです。

以下、うなて医院で配布中の説明用紙と同じ内容ですが、参考にしてみて下さい。

 

■基本事項

・「起こさない」「怒らない」「焦らない」の3点を念頭に子どもと接しましょう。

・夜尿がなかった朝はたくさん褒めてあげましょう。

最初のご褒美は、夜尿がなかったことよりもむしろ、あらかじめ決めていた行為(たとえば、就寝前にトイレにいったこと等)に対して与えてあげましょう。

・寝ている途中で覚醒を強制しないようにしましょう。

夜間睡眠中に強制的に起こして排尿させると膀胱が小さくなります。しかし、短期の宿泊行事(修学旅行やキャンプ)など限定的な場合に限っては、夜間に起こすことは検討してもよいでしょう。

・夜間にオムツを使用することについては、有益とも弊害とも結論づけられていません。

・睡眠中の寒さや冷えから身体を守りましょう

・宿泊行事への参加は、制限をしないようにしましょう

・寝る前に必ずトイレに行き、完全に排尿してから寝ましょう

・夜更かしを避けましょう。(深い睡眠と関連する抗利尿ホルモン(ADH)分泌のため)

 

■水分摂取について

・日中に十分な飲水を摂りましょう。

朝食、昼食を十分に摂り、夕食を就寝2時間前に済ませましょう。

1日の水分摂取量の40%を午前中(7~12時)、さらに40%を午後(12~17時)に摂り、夜(17時以降)は20%に留めることを推奨する意見があります。

・夕方からは100mlもしくはコップ1杯だけ、夕食に汁物は避けましょう。

・夕食は就寝2時間前に済ませ、それ以降の飲水は極力制限しましょう。(飲水後2時間程度で尿は作られます。)

 

■年齢・性別と1日飲水量の目安

4~8歳       男児・女児  1000~1400ml

9~13歳     男児         1400~2300ml

              女児        1200~2100ml

14~18歳   男児      2100~3200ml

              女児        1400~2500ml

 

■摂取制限が望ましいもの

・摂取を控えるものとして、カフェイン、夕方以降の牛乳、乳製品、塩分、たんぱく、などが提唱されています。

・カフェインには利尿作用があり、過活動膀胱を惹起します。

・よく知られているコーヒー、紅茶、緑茶などだけでなく、ソフトドリンクにもしばしば30mlあたり2.5~5mgのカフェインが含有されていますので注意しましょう。

・牛乳、乳製品の制限の根拠は、夜間の高カルシウム尿症と夜尿症の関連で、抗利尿ホルモン(ADH)の分泌や、ADHの反応性を低下させることで、夜間多尿を引き起こすためといわれています。

 

■うなて医院から患者さんへのお願い

・次回外来までに、夜間尿量、がまん尿量を確認しましょう。

排尿日誌をつけてみましょう。(別紙)

夜間尿量  = 起床時の尿量(ml) + おむつに漏れた尿量(g)

がまん尿量 = 帰宅後、尿意を感じた際に排尿をぎりぎりまでがまんさせてから排尿した時の尿量(ml)

・次回外来に、早朝尿を持参して下さい。

・生活指導を2~4週間行っても結果が得られない場合は、抗利尿ホルモン剤の内服などを考慮しましょう。

 

参考 [夜尿症診療ガイドライン2016年]  など