現在、話題は新型コロナウイルス感染症で持ち切りです。

 

当院では、感染予防対策として標準予防策であるマスク着用と手洗いを徹底しています。

患者さんの鼻やのどから検体を採取する際には(インフルエンザの検査など)、マスク、ゴーグル、ガウン、手袋を装着したうえで実施しております。

ただし、これらの検査は本当に必要な方に対してだけ実施するという方針であり、必要最小限にとどめたいと考えています。

エアロゾルの発生を極力抑えるため、鼻汁吸引や吸入薬を用いた吸入治療も原則実施しない方針です。

さらに、ドアノブなどの消毒や換気をできるだけ小まめに行っています。

まだ気温が低い日もあり、患者さん方には寒い思いをさせてしまうかもしれませんが少しでも感染リスクを減らすため、ご理解の程よろしくお願いいたします。

集団感染の発生を防ぐために、三つの「密」、つまり密閉、密集、密接となる状況をできるだけ避けることが重要でしょう。

  密閉・・・換気の悪い空間

  密集・・・手の届く距離に多くの人がいる

  密接・・・近距離での会話や発声

当院では平日午後の14時~16時頃が比較的空いています。三つの「密」を少しでも避けるために、この時間帯の受診はお勧めです。

 

このパンデミックがいつ収束するのか・・・。まだまだ不透明でしょう。

ある研究グループは世界の感染の90%が平均気温3~17℃で発生している、と発表しています。つまり、高温多湿の時期は発生率が低いのではないか、というのです。湿度が高くなる6月以降は感染の広がりが抑制されると期待されますが、そう楽観視もできないようです。モンスーン気候の東南アジアや熱帯地方でもウイルスの活動は弱まらない、という意見もあるからです。

新型コロナウイルスは空中で最長3時間生存する、銅に付着した場合は最長4時間、ダンボールは最長1日、プラスチックやステンレスは2~3日生存するいう話もあります。

喫煙者、および以前に喫煙していた人が新型コロナウイルスに感染すると症状が重くなる恐れがあるとする研究結果もあるようです。

高血圧、糖尿病、心血管疾患、COPD、などの基礎疾患を持っている人が新型コロナウイルスに対し抵抗力が弱いと指摘されています。

 

・・・我々にできることは何でしょうか・・・?

手洗いを徹底すること、三つの「密」を避けること、高温多湿な季節になっても油断しないこと、規則正しい生活で免疫力を高めておくこと、・・・に尽きるのではないでしょうか?

マスク装着に関してですが、昨年2019年の私自身の経験ですが、夏場はマスク無しで診療しましたが風邪はひきませんでした、冬場はマスク装着して診療しましたが軽い風邪にはかかりました。とはいっても、「マイクロ飛沫」といった空気中を漂う飛沫もあるようですので、感染予防のためのマスクは意味がない、とまでは言えないと考えています。もちろん、感染者がマスクを装着すると、周囲に感染を与える割合を5分の1から3分の1に低下させるとのことですので、感染者がマスク装着することが有効であることは間違いないと思います。

あくまで個人的な感想ですが、こういう状況になると、つくづく生活習慣病(高血圧、糖尿病、COPDなど)は恐ろしい・・・と感じます。

普段の食事に気を付け、適度な運動をして、十分な睡眠をとる、そして、たばこは吸わない。普段から免疫力を高めるこれらの習慣がいかに重要であるかを、新型コロナウイルスが警告しているような気もします。

自分の体を大事に扱いたいと思います。